風景

白洲正子によると、
真に美しい風景というものは、一生に一度の出会いだという。
神業のようなもので、
二度と望んでも得られる筈はなく
望むこと自体が冒涜だという。
至極腑に落ちる話だ。
その日、そのときの天候、見るものの心身の状態が
偶然ぴたりと一致したときのみ忽然とあらわれる。
人間の心に焼きついたヴィジョンで、
誰がみても同じというものではない。
前へトップページ次へ | AO | 2008/3/12