窓際

宮脇檀は窓際の空間を意識的に設計した建築家だ。
彼の窓際についての論考を読んだ。
ヨーロッパにいくと、住宅の窓を植物や小物で飾り立てているのをよく目にする。
石造の比較的閉じたインテリアでは採光上最低限開けられた窓は室内を決定する重要なアクセントであり、
そこが日本の床の間のように装飾空間として使われるのは当然だという。
住人は外から見ても見栄えのするように意識し、
それが地域全体の生活上の約束となり、外部へのウィンドーとして飾り立てることを義務付けるまでに発展したという。
生活に根ざした宮脇らしい視点に至極合点がいく。
前へトップページ次へ | AO | 2008/5/ 7