コンバージョン

パリにあるピカソ美術館は17世紀に建てられた建物の転用でロラン・シムネによって1985年に改装されている。間接照明を多用し、キュービックな部屋自体が絵画や彫刻のフレームのように感じられる。梁や柱など凹凸の多い白塗りの壁面は照明の当たり具合により微妙に色を変え、空間に立体感をもたせている。
オルセー美術館は1900年のパリ万博の時に建てられた駅舎を、ガエ・アウレンティにより改修したもの。ヴォールト状のガラスの天井から光が降り注ぐワンルームの大空間は圧巻である。
用途の異なる建物への転換は、当たり前と思っている既成概念を破るきっかけになる。

前へトップページ次へ | MY | 2008/5/27