多摩美図書館

伊東豊雄設計の多摩美術大学図書館を訪ねた。
紙を立ててつくったような軽やかさがある。
その軽やかさからある種の透明性を感じた。
それはガラス貼りのビルの透明感とは異なる感覚だった。
壁と同面におさめられたガラスの効果だろう。
TOD'Sなどで試みられてきたこの手法が真価を発揮した建築といえる。
外壁に開けられた開口すべてがこのおさまりだ。
ヴォリュームの表面に凹凸が一切ない。
壁の厚みを確認できる見込面がどこにも見当たらない。
これまで見たことのない質をそなえた建築だ。
前へトップページ次へ | AO | 2008/6/25