アヤ・ソフィア(ハギ・ソフィア)

360年にコンスタンティヌス帝により建てられ、その後も再建を繰り返した。まさにイスタンブールの象徴とも言える建造物である。長年抱いていた憧れに反し、一見外観はバランスが悪く見えたがそれは後世に付け加えられたミナレットの影響で純粋なビザンチン様式で無くなった為である。高さ56m、直径31mのドーム内部はモザイクで覆われており、大きなドームを支える柱とアーチが絶妙に交差して空間に動きと明暗を与えている。平面計画において地上階と2階のバルコニーの配し方そして吹き抜けの取り方が後世の宮殿建築やアトリウム空間に影響を与えているのではないかと感じた。装飾のいたるところにビザンチン様式の洗練された文明の優雅さを見た。
前へトップページ次へ | KD | 2008/6/ 6