吉村順三ギャラリー

吉村順三ギャラリーを訪れた。
住宅街の中に立つえんじ色のマッシブなヴォリュームだ。
応接室がよい。
往時は施主との打合せに使われた。
1階床レベルから1段掘下げられている。
天井高さは2800mm程度はある。
長く居れる居心地のよいスケールだ。
1800□程度の窓の向こうには木々の緑がみえる。
窓には障子とスクリーンが仕込まれていて、
打合せの際、写真を大きく映写する。
映写機は1段あがった入口付近に据えられたh700程度の本棚の上に置かれる。
掘り込まれた打合せスペースにはソファが設えられていて
そこに腰掛ける人を通り越して映写される。
その断面計画は巧みで、非常にスマートな見せ方だ。
そんなところが吉村の設計の真骨頂なのだろう。
前へトップページ次へ | AO | 2008/7/ 2