楊筥

白洲正子の本を読んでいると、
日本の美しい道具に出会える。
そのひとつが「楊筥」で、ヤナイバコと呼ぶ。
20年目毎の式年遷宮に伊勢神宮へ奉納する御神宝を入れるものだ。
表面5面にギザギザの山形断面の装飾が施されている。
文字通り楊の材を用いてつくられる。
特殊な鉋で3角に削り、元結のような紐でかがってある。
本来のしきたりでは、遷宮のたびに古いものは焼いてしまうそうだが、
今では、神宮の資料館に保存されているそうだ。
ぜひ一度生で見てみたい道具だ。
前へトップページ次へ | AO | 2008/7/23