平安神宮

平安神宮を訪れた。
明治時代に、平安遷都1100年を記念して創建された、歴史の浅い神社である。
巨大な鳥居、まっすぐ通った中央の軸線、左右対称の建物、広大な広場、、。
そこから感じたのは、強い権力の匂いと、自然を排除していく傾向であった。
日本においては、ここまで自然を排除した、左右対称の寺社は珍しいのではないだろうか。
日本の寺社では、建物が対称であっても、建物の配置や、そこまでの参道が対称になっていないことが多い。

 

これを「西洋的」と感じることは間違いであろうか。
素地ではなく朱塗りの木部、塔の数が多いことも含め、やけに西洋的な美意識の気配を感じさせる神社である。
西洋に追いつこうとする明治時代の人々の美意識に、強い権力や自然排除の傾向が込められていたのではないかと推測する。

前へトップページ次へ | TT | 2008/8/ 9