反射

ガラスに対して、光は透過もするし反射もする。
建築の外部に用いれば、外からは透けて見える内部と、
まわりの風景を写しこんだ像とが重なって見える。
見るものとの間にはとらえどころのない距離感が生まれ、
同時にガラスという物質の存在感が消える。
現代建築においては、このガラスの特質を用いて様々な
革新的な建築がつくられてきた。
京都駅の設計で有名な原広司はアルミに同様の性質を見出して、
外装材に用いている。
訪れるたびに違う姿をみせることが建築において重要なことだという。
ガラスと同様に、空の色などまわりの環境を映し出し、
明暗や色彩を増幅する自然に応答する素材といえる。
前へトップページ次へ | AO | 2008/8/27