ちょっ蔵広場

隈研吾氏設計で、既存の蔵のコンバージョンや幾つかの施設からなる駅前広場の再開発。
地元栃木県で取れる大谷石を多用している。壁はジグザグにスライスした大谷石を折り曲げたスチールプレートに乗せ強度を確保し、それを積層させてリズミカルなパターンを作っている。既存の蔵とその壁に挟まれた半屋外空間にはその菱形に開けられた隙間から光や風が入ってくる。併設するカフェも同じテクスチャーの外壁を用い、内側にはガラスやポリカーボネートを使い別け、室内空間の機密性をコントロールしている。
材料の特性を生かしつつも、それを裏切るような感覚を持たせ、材料を適材適所に用いないデメリットに勝る意匠性の選択は、新たな価値観を生み出す可能性がある。

前へトップページ次へ | MY | 2008/11/25