宝積寺駅

隈研吾氏設計。
ちょっ蔵広場の最寄り駅で、こちらも菱形を基調として構造用合板を天井全面に用いている。材料も施工も荒っぽく感じられるが、それらを積層させることにより陰影を作り出し、立体感を生み出している。照明も普通の蛍光灯を用いているが、奥行きのある木材の隙間に挟み込み間接照明のような扱いをしている。他にも木毛セメント板やポリカーボネートなど、高価なものではない材料をそのまま使いシンプルな仕上げとしている。
塗ったり貼ったりしない素材のままの仕上げは、汚れも目立ち綺麗では無いかもしれないが、時と共に深みを増してゆくその表情は趣を感じ、美しいと感じられる。ただこの価値観を全ての人と共有することは難しいかもしれない。
材料、環境、時間とともに成長していけるような建築を丁寧に作っていきたい。

前へトップページ次へ | MY | 2008/12/ 2