箱木千年家

以前に箱木千年家を訪ねた。
室町時代だったか中世につくられた民家だ。
外観はずんぐりした大屋根が印象的で、軒がとにかく低い。
頭をうちそうな高さだ。
かがんで玄関へはいると、
土間になっており上部は吹き抜けていて、
屋根を支える軸組があらわになっている。
その様子を認識するまでしばらく時間がかかるほど
内は暗い。
縁側もあり建具を開放すれば、
外の光は得られるが、
ぶあつい茅葺き屋根の下をくぐって届く光はかすかだ。
これと比べると、同時代の禅宗寺院の方丈はずいぶんと洗練されている。
地方と都の違いや、階級の違いの大きさを感じる。
前へトップページ次へ | AO | 2009/1/14