臨界空間

動物には「臨界空間」というものがあるらしい。
それなしでは生存できない最小限の空間。
個体数が増えて、それを維持できなくなれば、
いくつかの個体の除去、共食いがはじまる。
生存の危機と直結する空間だ。
ひとは自らを家畜化した動物だから動物的な攻撃性を内に押込めているが、
人間の場合でも臨界空間は存在するのだろう。
ただ、ひとは力業で山を切り開き、海を埋め立て、空へ地面をつくっていく。
みずからの空間をどんどん開拓していく。
それら開拓された空間が本当に人間にフィットする空間なのか
よくよく考えないといけない。
前へトップページ次へ | AO | 2009/3/ 4