住宅産業

建築という分野は古典的な分野だ。
世の中で技術革新という言葉をよく耳にするが、
建築分野で大きな技術革新は期待できない。
近代に鉄、コンクリート、ガラスが拡大普及してから
建築のつくり方はそう大きく変わっていない。
今後、材料革命でも起これば、それは建築に大きな変化をもたらすだろうが、
いまのところその兆しはない。
そんな背景から住宅メーカーが向う先は
技術開発というよりはソフト開発ということになるのだろう。
電気や自動車のように新しく開発すべき技術が見当たらないなかで
他社との差異化を図るには、新しいイメージづくりということになる。
そこに膨大なコストが費やされる住宅が大勢を占める日本の住宅の現状には
大きな疑問を感じてしまう。
前へトップページ次へ | AO | 2009/3/25