貫構造

古いお寺のつくりをみると、柱と白壁が連続する真壁造のものをよく目にする。
現代の一般的な建物では当然ある筋交いや耐震壁がない。
それらの建物は地震などの横揺れにどう対応しているのか。
足元は柱が礎石にのっているだけで、地面に固定されているようではない。
接合部にポイントがあるようで、貫構造というものがある。
柱に横架材が貫通して接合される。金物を使わずに木と木の組み合わせだけで接合されている。
これで揺れを吸収する。
東大寺などの大規模な建築になると通し柱にいくつもの横架材が貫通し、
それは豪壮な構造美となって現れる。
前へトップページ次へ | AO | 2009/4/22