ガララテーゼの集合住宅
ミラノ郊外にあるガララテーゼの集合住宅はアルドロッシの代表作といわれる。
団地のような住宅群で、大半はカルロ・アイモニーノの設計により、一棟のみをアルドロッシが手がけている。
アイモニーノの建築言語は多彩で、ヴォリューム構成も階段室のシリンダー、凹凸するバルコニー、空中歩廊を
巧みに組み合わせた複雑なもので、
ロッシの幅12m、長さ182mに及ぶ長大な直方体ヴォリュームとは対をなす。
アイモニーノの建築と並ぶことで、よりその禁欲的な構成が際立つ。
見せ場は柱列によって持ち上げられたピロティで、長大なヴォリュームの長さを生かした空間といえる。
イタリアのいずれの時代の建築とも一線を画するミニマル建築だ。
全体計画は庭園あり、複数の広場あり、屋外劇場あり、コミュニティに対して希望に満ちた計画であり、
実際に、管理組合により有効に使われているようだが、
広大な施設は維持費に膨大な費用がかかるだろう。
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| AO | 2010/2/ 3