目神山

目神山は石井修の住宅群で有名な住宅地だ。
阪急甲陽園から坂を登ること20~30分でたどり着く山の中に広がる緑豊かな環境だ。
周囲には兜山や自然公園の緑が広がり、斜面地にある典型的な阪神間の住宅地というよりは山の中の感が強い。
そのような環境が大阪市内から1時間程度でアクセスできるのだから
近代以降田園を求めて開発し続けられた郊外住宅地の理想形の一つといえるのだろう。
地区計画によって整備計画が定められ、自然環境を維持するような開発が規定されている。
歪曲する道路に面してゆとりある宅地に家々がぽつぽつと並び、家の周囲には緑が配される。
定型化された建築規制によって、それなりの住環境は担保されるが、
この地の利を活かすという意味では十分でないように思う。
保護地区に面する町の周縁区画は、この地の醍醐味を最も堪能できる一等地なのだろう。
六本木+建築家

 

前へトップページ次へ | AO | 2011/4/27