見えないもの

数字のゼロが無いと、歴史上も、数学の発展の妨げになっていたらしい。
様々な「ある」状態に混じって、「無い」状態もあるという考え方は、視線の後ろにある。
「今を生きる」という映画では、「様々な歩き方をしてみなさい」という教師の呼びかけに対し、「歩かない」という選択をする生徒が出てくる。
「無い」状態とは、「ある」状態の反対であるというよりも、様々な「あり方」のバリエーションのひとつであるといえる。
様々な局面において、「あり方」を注意深く見つめることで、俯瞰的な視線である「ゼロ」のようなものの存在に気付けるようになる。
六本木建築家

前へトップページ次へ | TT | 2011/5/11