アウグスト・マッケ

アウグスト・マッケは青騎士に参加したドイツの画家で、
描いた対象は、ありふれた日常の街や、身近な人物だった。
特別な表現があるのではないが、その画はなぜか心に留まる。
1911年にボンの街を描いた画は
大通りを上方から眺めた画面のなかに、
通りに行きかう人々と立ち並ぶ家並みが少ない筆致で描かれている。
冬を思わせる風景で、空はくもっているけれど、
平和な街の日常の風景に温かみがあり、好感がもてる。
バランスのよい色彩と少なくて的確な筆致が
見るものを安心させるのだろう。
多士済々の青騎士において、輝いた個性の1つだったのだと思う。
大阪+設計事務所

前へトップページ次へ | AO | 2011/6/15