ポンピドーセンター・メス

ポンピドーセンター・メスはフランスにある同美術館の別館である。
3次元曲面の波打った木造フレームに膜をはった大屋根が特徴的だ。
木造フレームの大屋根は真上から見るとフランスの国土を連想させる正六角形をしている。
それを上下に引っ張ることで端辺を波打たせ、内部のキューブ状の建物が見え隠れする。
外観から受けるイメージに反して、空間構成は単純明快。
ギャラリーチューブと呼ばれる15*90mの3つのギャラリー空間が
角度をずらしながら上下に重なり、それらをEVが縦につなぐ。
チューブのズレが天井高の違う大きなホールを生み出し大空間を可能にしている。
夜のライトアップでは木造屋根の骨組みが障子に映る影のように
外皮の白い膜にぼんやりと幻覚の様に浮かび上がる。
神戸+設計事務所

前へトップページ次へ | SF | 2012/1/19