適性

設計事務所においてだけでなく、組織において情報の伝達は、非常に重要であると同時に、それ自体が組織そのものといえる。
ただ、建築における情報の難しさは、その普遍性にある。
それは莫大な数の「当然、こうあるべきもの」の集合体である建築は、安易な考えを一切受け入れず完全に拒絶する。
だから 「当然、こうあるべきもの」を超えるには、毎回、莫大な数のどう有るべきか?という検証が必要になる。
そこで、その人間の資質というか「常識」が問われるのである。
だから、いくらデザイン能力があっても、常識の無い人、情報伝達能力の乏しい人には、よい建築家は難しい。
 但し、デザインが出来なくとも、情報伝達能力が高く、普遍性を検証する能力のある人は、美しくなくとも、いい建築をつくれるかもしれない。
そういう著名建築家も少なからず存在する。
神戸大阪建築家

前へトップページ次へ | TS | 2012/2/ 8