松林

阪神間の川沿いには今も松林が残っている。
林と呼ぶにはか細いところもあるが、
それなりのヴォリュームが残されているエリアには風情があって、
阪神間を代表する景観といえる。
新築マンションのパンフレットなどにも
近隣のイメージとして、松林の写真が掲載されたりしていて、
住宅地の資産価値向上に結びつくイメージとして広く認知されている。
築30年ぐらいのマンションのバルコニーの床を貫通するように松が残されているような例もある。
建物を控えればよいのにと思わないでもないが、
そこまでして、残そうとする強い思いが伝わってきて、すがすがしい気持ちになる。
ベランダから樹上の松ぼっくりに手が届くというのも魅力的な住まいだ。
一方で道路上にあった松の木が株だけ残されてばっさり切られたりもしている。
幹が60CM程もある大木だ。
数えれる程度にしか残っていないのだから
何にもまして残していかないといけない景観だと思う。
六本木+設計事務所

前へトップページ次へ | AO | 2012/4/18