David Remfry

David Remfryの『Dancers』という画集をみた。
イギリス生まれで、今はニューヨークに拠点を置く画家で、
過去にMoMAのPS1でも個展を開いている。
『Dancers』はダンスをする人々を水彩で描いたシリーズで、
作品は80以上に及ぶ。
水彩の色の美しさもさることながら、
ダンスを踊る人々の表情や仕草が人々の背景にある物語を想像させる魅力的な絵だ。
舞台は、クラブやバー、パーティー会場で、
ドレスアップした男女、カジュアルだけれどおしゃれをした人々が主役となって
都会の華やかなナイトライフが描かれる。
親密なカップルがダンスをする喜び、
初めて一緒に踊ろうとするときのぎこちなさ、
年配の男と踊る若い女の無表情なつれなさ。
そこには、人々が対象として描かれているけれど、
観る者からは、その場の雰囲気、空気感がまざまざと伝わってくる。
とても印象的だ。
神戸+建築家

前へトップページ次へ | AO | 2012/5/ 2