予示的なもの

街のなかにはいろいろな境界がある。
車道と歩道、道路と敷地、自分の土地と他人の土地
公と私の境界、所有による境界、管理による境界など。
社会的なルールのなかで生まれた境界が様々あるけれど、
そこには境界を示す塀やフェンス、舗装、段差、鋲、など物理的な何らかの表示がある。
経験上そのような表示がありそうな場所に、
表示がなかったり、
また読み取れなかったりすると、
ひとはとまどったり、不安になったりする。
境界に限らず、
社会的なルールや経験に基づいて
ひとは場所や空間を知覚する。
境界にみられる表示のような予示的部分の操作によって
場所や空間についての感じ方は大きく変わると思う。
神戸大阪設計事務所

前へトップページ次へ | AO | 2013/7/24