記憶

よい場所の記憶が無ければ、よい場所を想像することができない。
大人になってからの記憶でもよいのだろうが、特に幼少時の記憶は、故郷の記憶が忘れがたいように、強いイメージとして残る。
ピーター・ズントーの本を読むと、しばしば幼少時の記憶の話が出てくる。
それは、彼の自然観と結びついたものだ。
自然との対比、調和が魅力的な彼の建築には、幼少時の記憶が影響を及ぼしているようだ。
私たちがつくる環境も、だれかの原風景の一部になる。
実用を超えた重要な側面だ。

六本木設計事務所

前へトップページ次へ | TT | 2013/8/ 2