マリオジャコメッリ

イタリア人の写真家マリオジャコメッリの写真集を見た。
彼は生涯に渡り「生」と「死」をテーマにしたモノクロの
写真を撮り続けた写真家である。
彼の写真を見ていて写真とは不思議なものだと感じた。
写真はまぎれもなく現実を写しとっているのであるが、
彼の作品は現実を抽象化しているのである。
そこにあるのは現実であり、抽象化された現実なのである。
現実と現実から「時間軸」という一つの次元を抜いた「写真」、
その「現実」と「芸術作品」の間にある「写真」に魅力を感じた。
神戸大阪設計事務所

前へトップページ次へ | MK | 2013/8/ 5