濃密な空間


日本建築の空間的特徴の一つに
茶室にみられるような濃密な空間概念があると思う。
書院造りから、茶室や数寄屋に展開した。
天井をつくり、建具を彩り、座敷飾りで室内を演出した。
内部空間への意識が強くなっていった成果といえる。
それは、繊細で華奢なイメージの空間で、
極限まで削ぎ落された部材や
手触りの異なる素材を繊細に組み合わせて
インテリアが構成される。
光も抑制的で、微妙な明るさ・暗さがあり、
素材の表面がうっすらと照らされる。
そのような日本建築の空間的特徴を見事に現代に翻訳した空間をみる機会を得た。
濃密な空間の凄みに圧倒された。
大阪+設計事務所

前へトップページ次へ | AO | 2013/8/28