桧皮葺


日本の伝統的な屋根のひとつに檜皮葺がある。
京都御所の屋根がそれだ。
繊細でやわらかい印象を受ける。
世界をみても日本にしかない工法らしい。
その工法は、生産、施工どちらの面でも気の遠くなるような細かい作業の連続だ。
ヒノキの肌を剥いて生産されるのだけれど、
相応の樹齢のヒノキが要るのと、
檜皮葺に適した皮に育つ時間もまた要する。
施工にしても、あの幾重にも重なった皮を一枚一枚留めていくのだから
その生産性は恐ろしく低くなる。
お値段も相応で、街でよくみる板金葺きを1桁増やして、さらに倍といった相場のようだ。
まさしく国宝級の工法だ。
神戸+建築家

前へトップページ次へ | AO | 2013/11/20