誘発目地

コンクリートの特性として時間が経つと温度ひび割れやヘアクラックと言われる細かなヒビが入る。
これが壁全体に生じることを防ぐために、強度の弱い個所をつくりヒビを集中させる。
これを誘発目地という。
一般の分譲マンションなどではヒビの入りやすい窓際などから縦に入れる仕様が一般的だ。
また、3m以上の壁にはその途中に目地を取る。
デザインを意識していない目地が入っている建物をよく見かける。
海外の書籍を最近たくさん見る機会があったが、この誘発目地が海外の建築には見られない。
(意匠上特徴的な建築物の書籍ばかりだったからかもしれないが)
むしろヘアクラック自体もコンクリートの表情の一つととらえられているようだ。
何を美しいと捉えるかは認識の違いである。
六本木建築家

前へトップページ次へ | ST | 2013/12/17