アーティスト

「アーティスト」という映画は、サイレント映画の魅力を再確認できる映画だ。
サイレント映画では、セリフは字幕で最小限に留められるため、その他の記号をフルに使う。
舞台装置、建築も例外ではない。
登場人物の立つ場所、食事する場所、住む家の雰囲気や規模、デザイン、、。
そういった様々な要素が、登場人物の置かれた状況や感情を説明していく。
丁寧に、デリケートに配置されたそれらは、一回見ただけでは、おそらくすべて受け取ることはできない。
「サイレント」に限らず、良く作り込まれたものというのは、膨大な情報量を担っているのだということを、よく伝えてくれる映画だ。
六本木設計事務所

前へトップページ次へ | TT | 2013/12/20