ラファエル前派

ラファエル前派展を訪れた。
19世紀中頃にイギリスの絵画に起きたアヴァンギャルド運動だ。
ルネッサンス的、理想主義的な美学からの脱却を目指し、より人間的な象徴主義的美学へのきっかけを築いた。
ルネッサンス自体も、その出発時点では人間らしさを標榜したものであったと理解しているが、完成され、普及し尽くしたルネッサンスは、いつの間にか社会を拘束する足かせにもなっていたのだろう。
同時期に建築ではクリスタル・パレスが実現する。
近代化の激動の兆しがうっすらと見える時代だ。
「時代精神」という、漠然としたものが、ここにも見えるように思われる。
六本木設計事務所

前へトップページ次へ | TT | 2014/3/22