オフィーリア

ミレイの描いた「オフィーリア」は、19世紀絵画の傑作だ。
孤独に溺れゆくオフィーリアを、迫真の写実的技法で描き切っている。
周囲の草むら、水の濁り、衣装、様々な要素のすべてが雰囲気をひきたてる役割を果たしている。
写実の技術力もさることながら、演劇の登場人物を描き切る想像力が素晴らしい。
何かを創造するとき、詳細に想像することも重要な能力だ。
ミレイのオフィーリアは、一見するとロマンチックなのだが、その奥に、強い構想力を感じさせる。
六本木設計事務所

前へトップページ次へ | TT | 2014/3/28