最近、「モダンデザイン」とか「普遍性」というキーワードが、施主との間での打合せの中で、頻繁に出てくる。それだけ、それらのキーワードが、当たり前の存在になってきたのかもしれないが、まだ、口に出さないと認識されにくい部分でもある。
この価値観は、言葉にするのは容易いが、いざデザインとして形になると認識の「差」が明確になる。まさにこれが求めていたものだという人もいれば、国や文化が違うとなおさら差も生まれる。表層的なデザインを最先端だと思って自信をもっているが、中身が無いことも残念ながらある。
持ち前のセンスや生まれてこれまでの経験や感動をどれだけ積んだか？その質も当然重要であるが、それだけでない。
それらを俯瞰的に見る能力が求められる。
神戸大阪設計事務所